時間をあけてみると
日常の風景や家族写真が
郷愁を帯びているのはなぜでしょう。
それは 私たちが、常に 終わり、新たなもの として始まっているからです。
SF映画「A.I.」に登場する子供型ロボット DAVID は、2000年の時を経て
人間の母親との幸せな一日を再現することができました。(スティーヴン・スピルバーグ監督 2001年公開)
忘れがたい想いや出来事は
時間とともに昇華して初めて
意味付けやメッセージに置き換えられるものです。
今はもうない「あの場所」「あの人」に、“それ”を伝えたいとき、
どういったコミュニケーションの方法があるでしょうか。
映像を介して誰かと誰かの想いをつなげたい―
MOM&DAVIDはそう考えています。
「わたし」から「あなた」へ。時を越えたラブレター。